OSとはWindows8やWindows10、Mac OS Xといったパソコンの根幹となるシステムのことです。数年に一度、このOSはアップデートされますが、必ずアップデートしなければならないというわけではありません。また、むやみにアップデートするのも故障の元になるのです。そのため、OSのアップデートが開始される時期には、パソコン修理の依頼が増える兆候にあるのです。パソコン上でOSを動かすためには、基準値以上のスペックを持つパソコンでなければなりません。例えば、WindowsXPを使っていて、そこからいきなりWindows10にアップデートすると、パソコンの動きが重くなり、故障してしまうなんてこともあります。これは、WindowsXPとWindows10を動かすために必要なスペックに大きな差があるためです。OSの能力が良くなれば当然パソコンのスペックも良いものを求められるのです。OSのアップデートに失敗した人の多くは、「動きが早くなると聞いたからやったのに」という意見です。たしかに、OSを動かすために必要なスペックがあれば、パソコン自体の動きが良くなることはあります。しかし、必ずしも早くなるわけではないのです。必要なスペックは持っていても、何年も使っていて既に重くなっているパソコンに新しいOSを入れれば当然更に重くなります。パソコンを良くするためにアップデートしたにもかかわらず、逆にパソコン修理をするハメになることもあるのです。新しいOSを使う際は、パソコンのスペックをしっかり確認するか、はじめから新しいOSが入ったパソコンを購入する事をオススメします。