パソコン修理をする際、最も料金が高くなりやすいのが液晶の修理です。液晶の異常にはいくつか理由がありますが、液漏れや割れてしまったという内容の場合、液晶パネルの交換が必要になると、修理代金で安いパソコンなら買えてしまうということもあります。注意すべきなのはノートパソコンと、タッチパネル搭載のパソコンです。ノートパソコンの中でも、学校や職場に持っていくことが多いという方は特に注意が必要です。例えば、電車通勤をするという方でパソコン用のバッグに入れていたのに電車でもみくちゃにされるうちに気づいたら液漏れを起こしていたなんてこともあります。基本的に液晶部分は加圧に弱いため、必要以上に圧力を加えると、破損や液漏れの原因になるのです。また、衝撃を与えることもよくありません。落としたり何処かにぶつけたりと、強い衝撃を与えると、液晶割れを起こしてしまう可能性があります。この状態ではほとんどの場合、液晶の交換が必要になるため、修理代金が高額になる可能性が高いです。次にタッチパネルですが、最近ではスマホやタブレットだけでなくパソコンにもタッチパネルが搭載されているものが増えています。タッチパネルはその性質上、普通の液晶に比べると加圧に強くはなっているものの、子供のいる家庭などでは要注意です。好奇心旺盛な子供にとって画面をタッチして操作できると言うのは物珍しく、興味の対象となるのです。力加減の出来ない子供が、液晶の持つ耐久力以上の力で液晶に触れることで、液漏れを起こしてしまったという例もあります。悪気はないとは言え、修理もしくは買い替え、どちらにしても多額の出費になってしまいます。特に物理的な故障であると、業者やメーカーであっても保証がきかないことがほとんどですので、注意しましょう。