最近ではパソコンの所有台数よりスマートフォンの所有台数の方が上回ったという調査報告があるようです。スマートフォンは小さなパソコンのようなもので、手軽で持ち運び出来、屋内外場所を選ばず利用出来るというのは確かに便利です。しかし、仕事で書類を作ったり、数字やデータの入力をしたり、同時にいくつかのソフトを連動させてやりたいという時には、やはり落ち着いた場所で、大きな画面を見ながら作業するほうが効果的です。そういう意味ではスマートフォンよりもパソコンの方が適していると言えます。ところで、最近は高齢者の方もパソコンを利用するようになってきています。スマートフォンの普及もあるので高齢者もスマートフォンを利用しているかと思えば、「持ってくるのを忘れた」「文字が小さくて読めない」などという理由で、高齢者にとってはスマートフォンよりもパソコンの方が利用し易いようです。文字の大きさという点は重要な要素かもしれません。パソコンであれば接続するモニターの画面の大きさを選べますので、小さな文字に苦労することはありません。また最近では「スティック型PC」といって、HDMI端子があるテレビであれば、繋ぐだけでテレビがパソコンになるという品物も出てきていますので、家の大画面テレビをパソコンとして利用することも可能です。