パソコンに限らず、家電製品というのは程度の違いがあるものの、熱を発します。
長時間つけていたテレビの画面や本体が、ほんのり暖かくなっているのを知っている方は多いと思います。
パソコンの場合は、計算を行う場所であるCPUというパーツが熱を発します。沢山のソフトを動かしたり、3Dゲームをやったり、画質の高い動画を再生するときには、このCPUという部分が全力で計算をしているので、温度はどんどん上がっていきます。
そのままにしておくと、熱暴走と言って、計算速度が落ち始め、やがて動きが完全に止まってしまいます。
これを避けるために、パソコンには冷却ファンが取り付けられており、これによって外の空気をパソコンの内部に入れ、CPUを冷やしています。パソコンのモデルによっては、CPUを専門に冷やすCPUクーラーという物がついていて、より効果的にCPUを冷却します。
ただ、もしこのファンが止まっている場合は、大変危険です。
CPUは70℃程度までが適正温度と言われていますので、それを超えるとCPUが壊れてしまう場合があります。
パソコンを使っている時、いつも聞こえていたファンの音がしないとか、計算速度が急に落ちたという時は、ファンの故障が考えられますので、交換のご依頼をされることをおすすめします。