身近に使っているパソコンですが、使用環境を誤ると、故障を招く原因になります。雨が続く梅雨や暖房による屋外と室内の温度差がある季節であったり、屋外に洗濯物を干せない時に室内で洗濯物を干すと、室内の湿度が上がってしまいます。このような湿度が上がる環境下で、パソコンを使用すると、それが原因で、部品がショートしたり、腐食したりするリスクが高まります。パソコンの故障リスクを抑えるためには気をつけることがあります。例えば、室内の湿度が上がってしまったら、晴れの日に窓を開けて換気をし、その際、窓を2か所以上開けると、1か所だけ開けるよりも早く換気ができます。その際、湿度が下がる正午から夕方までに行うと効果的です。また、閉めきった部屋は、空気がよどんで湿気が溜まりやすくなりますので、カーテンやドアは閉めたままにせず、定期的に開閉して空気のよどみを作らないようにするのも効果的です。棚やソファなどの家具が壁に密着していると、わずかな隙間に湿気が溜まってしまいますので、家具と壁の間に数cm程度の隙間を作ると風が通りやすくなり、湿気対策になります。水槽や観葉植物は室内の湿度を上げてしまいますので、梅雨時は、なるべく風通しの良い窓辺などに置くと湿度が上がるのを防ぐ効果が期待できます。