パソコンを使っているうえで怖いのが「突然データが消えること」です。普段はパソコンに内蔵されているハードディスクを保存に使っているという方も多いと思いますが、怖いのは「ハードディスクの寿命」です。
ハードディスクの寿命は1万時間が目安だと言われています。1日8時間使って3~4年といったところでしょうか。その名の通りハードディスクの中には円盤状のディスクがあり、そこにデータが格納されているのですが、ディスクに塗られている被膜が劣化するとデータが破損する可能性が高くなってくるとのことです。
実は現在販売されているハードディスクの多くは「S.M.A.R.T」と呼ばれる、ハードディスクの置かれた環境や起こった問題を随時記録する機能が組み込まれています。その情報を読み解くことが出来れば寿命もある程度予測できるらしいのですが、専用のソフトウェアが必要になるなど、パソコンに詳しい人でないとなかなか確かめるのは難しいと思います。それに、ハードディスクは突然壊れるといったこともあるので油断は出来ません。
すると消えてほしくないデータを確実に残しておくためには、定期的なバックアップが一番ということになります。大切なデータはUSBメモリなども活用して複数残しておきましょう。ハードディスクが寿命を迎えた際はパソコン修理もご活用ください。